2019年、普段は別々に活動しているクリエーター6人がそれぞれの個性を活かしてハンカチを制作し、「snack」というグループ名で東京デザインフェスタへ出展しました。

アイデア出しやプロセスに苦心した分、私自身にとって思い入れのある作品であり、今回ポートフォリオへ記録を残すことにしました。

(2019年に出展したものよりサイズを一回り大きく、色もより鮮やかにリニューアルした2021年版のハンカチを紹介しています)

2019 - Original goods

うさぎの大工のハンカチ

鞄にポケットに、
「お祭りのワクワク」を。

 

「ハレの日の色彩」を
日常に取り入れて。

非日常の色彩を持ち歩く。

豪華絢爛な寺社彫刻、お祭りの心躍る艶やかな衣装。

非日常のまばゆい色彩を日常のアクセントとして取り入れることができたらどんなに素敵だろう。
そんな思いからハレの日、祝祭を思わせる鮮やかな色彩のハンカチをつくりました。

インスピレーションの元となったのは生口島、耕三寺の極彩色の寺社建築。

異世界のビビッドでカラフルな色遣いは、見ているだけで気分が上がります。

描かれているのはうさぎの大工が作る月世界の寺社建築。
伝統的なものとSF的世界観が織り合わさったハンカチです。

カラーは「昼」と「夜」をイメージした2種類。

 

毎日のお守りとなるハンカチ。

日々の生活を応援してくれるような、縁起の良い意味を持つモチーフを散りばめました。

月の使いとして、ツキを呼ぶ縁起のいい動物とされるウサギ。

・軽快に跳びはね、少しでも今の場所から動き出せるように

・多産なことから、アイデアがたくさん生まれるように

・長い耳で良いニュースを集められるように

・「因幡の白兎」の縁結び役であることから良縁に恵まれるように

  • 釣鐘人参

    熱心にやり遂げる

    優しい愛情

    感謝、誠実

  • ねむの木

    夢想

    歓喜

    想像力

  • 玉のかんざし

    冷静

    献身

    変わらない思い

  • 伏犠と女媧

    定規とコンパスで
    世界を作った
    古代中国の
    大工の神さま

 

今日はどの柄にしよう?
その日の気分で変化をつけて。

1枚の中に色々なモチーフが描かれているから、ハンカチの折り方によって全く異なる表情を見せてくれます。

どこで折ってもうさぎや花や月が顔を覗かせます。


 

地道な手仕事で1つの建築を作り出すうさぎの大工は、毎日をコツコツと作り出すあなた自身の姿なのかもしれません。

無心で物を作るうさぎを見て、「さて私もやるとするか」と重い腰をゆっくり起こすも良し。疲れた時は、色鮮やかな模様へ目と心を遊ばせるも良し。

仕事場で、暮らしの中で、どうぞささやかな非日常の色彩をお楽しみください。


・price 1540yen (tax in)
・size  52×52 cm

★現在、尾道の老舗の雑貨屋・三阪商店さんで取り扱っていただいています。(R5.6.22追記)詳しくはこちらから。

下記ボタンよりネットショップでご購入も可能です。

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