2023 - Hiroshima, Mihara
2023 - 三原市・御調八幡宮 紹介イラスト制作
広島県三原市の歴史的な神社・御調八幡宮のイラストを描きました。
三原市の魅力を発信する市の広報アカウント「三原市シティプロモーション」様へ提供しています。
@mihara_magic
御調八幡宮には「行道面」と呼ばれる面が所蔵されています。これは「練供養(ねりくよう)」という儀式に使用されるものです。 練り供養とは、阿弥陀如来ときらびやかな菩薩たちが極楽浄土からやってくる様子を再現する儀式のこと。 今でいう、夢の国のパレードのようなものだったのかもしれません。 練り供養は御調八幡宮では絶えてしまいましたが、岡山や奈良など、今でも行われている所があります。
三原市、御調八幡宮に所蔵されている5体の神像。平安時代の作とされています。(国重要文化財) 御神体はもともと八幡大神と比売神の2体1組でしたが、八幡大神のお母さんも加わって3人体制に。
豊かな自然環境の御調八幡宮では多くの野鳥が見られ、バードウォッチング愛好者がよく訪れるそうです。
御調八幡宮は777年に創建された古刹で、神仏習合の姿を偲ぶことのできる全国的にも数少ない神社です。廃仏毀釈を免れた経蔵(お経を保管する建物)や観音堂、阿弥陀如来像など仏教に関連する遺産が保存されています。境内の外れにはかつて神社で働いていたお坊さんのお墓も。四季折々の美しい自然環境と野鳥たちが魅力の御調八幡宮。ぜひ訪れてみてください。
御調八幡宮
〒722-1513
広島県三原市八幡町宮内7
■料金 無料
■お問い合わせ先 0848-65-8652
■アクセス
山陽自動車道三原久井ICから車で10分。
三原駅から本庄佃橋行きバスで約30分、「八幡神社前」下車、徒歩5分。